渡久地政信の肖像画

奄美の人物あれこれ

「島のブルース」歌い継いで 沖縄の音楽家・城さん 龍郷町に渡久地氏の肖像画寄贈

「島のブルース」で知られる作曲家の故渡久地(とぐち)政信氏の生誕110周年に寄せて、沖縄県のシンガー・ソングライターの城(じょう)明さん(76)が1日、龍郷町へ自作の肖像画を寄贈した。城さんは「数々の名曲を生み出した作曲家。これからも地域で永遠に歌い継いでもらい、後世に夢を与え続けてほしい」と話した。

渡久地氏は沖縄県出身。6歳のころに家族で奄美大島へ移住し、龍郷町龍郷で青年期まで過ごした。
渡久地政信

1958年に発足した公益社団法人日本作曲家協会の創設メンバーの一人で、「島のブルース」「上海帰りのリル」「お富さん」などヒット曲多数。母校である龍郷小学校の校歌も手掛けた。

城さんは日本作曲家協会会員。デビューから55周年のベテラン歌手でもあり、渡久地氏の功績を伝えようと記念コンサートを企画、7月に恩納村で開催した。11月には龍郷町でも開催予定で、今回は実行委員らと共にあいさつも兼ねて来島した。

寄贈した肖像画は油絵で50号の大作。ステージ上のグランドピアノや、「島のブルース」の歌詞に登場する「サネン花(月桃)」など、渡久地氏らしいモチーフも添えた。

肖像画は今後、町内の施設で展示する予定。竹田泰典町長は「コンサートの開催も含め、大変ありがたいこと。絵を掲げて龍郷で育った渡久地氏をしっかり顕彰していきたい」と感謝した。

「島のブルース」歌い継いで 沖縄の音楽家・城さん 龍郷町に渡久地氏の肖像画寄贈

渡久地政信の歌と筆法

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