奄美大島海岸に英語と数字表記の巨大漂着物 落とし主「ご迷惑かけて申し訳ない」 

奄美物語~海辺編
奄美市住用町の青久海岸

奄美市住用町の青久海岸に、ロケットの一部とみられる漂着物が打ち上げられているのを6日、鹿児島県大島支庁の職員が確認した。南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げたH2AかH2Bロケット先端部のフェアリングとみられる。

 同支庁などによると、奄美空港管理事務所から3日に連絡があった。漂着物は縦2.8メートル、横2メートル超、厚さ約5センチ。表面に英語や数字が書かれている。漂着した時期は不明。

 10日現在、動かしておらず、周辺をビニールテープで囲ってある。回収を含め、今後の対応は未定という。

 H2Aロケットなどを製造する三菱重工業によると、フェアリングは搭載衛星を打ち上げ時の音や振動から守る部品。高度100キロを超えるとロケットから分離し、通常は船で回収している。同社は「ご迷惑を掛け申し訳ない」としている。

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