クロトンはマレー諸島からオーストラリア、太平洋諸島の熱帯地域に広く分布している常緑の低木で、育てやすいので観葉植物として古くから親しまれており、自生地では生垣として利用されている観葉植物です。
クロトンの草丈は10から150センチほどで赤や紫、黄色などの色鮮やかな葉を持っている美しい観葉植物であり、7・8月頃に小さく目立たない白や黄色の花を咲かせます。
クロトンは元々トウダイグサ科クロトン属だったことから今でも名残で英語名であるクロトンと呼ばれていますが、現在は儀式用に葉で冠を作ったことから、ギリシャ語で「頭」という意味の「コディナ」から由来したトウダイグサ科コディアエウム属となっている観葉植物です。
沖縄ではクロトンは観葉植物としての人気だけでなく、「幸せ」を呼ぶ縁起の良いものとしてシーサーと共に門前に飾られている観葉植物なのです。
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