
冬場にザトウクジラの繁殖海域となっている鹿児島県の奄美大島近海で、クジラの来遊がピークを迎えつつある。
鯨類調査を兼ねたホエールウオッチングも催され、迫力ある姿にツアー客の大歓声が上がる。
ツアーには島内外から観光客が参加。
クジラの親子連れの姿も確認でき、海面をジャンプしたり、胸びれで海面をたたいたりするたびに喝采を送る。
横浜市から初めて来たという女性(50)は「奄美大島のクジラはインターネットで知った。近くで見られて楽しかった」と満足げな様子だった。
環境省の委託で調査を行っている奄美クジラ・イルカ協会の興克樹会長によると、近年は確認される数が増え、ツアー客も増加しているという。
クジラの生態は未解明な部分も多いといい、興会長は「クジラの自然な行動を妨げないよう心掛けたい。
沖縄を含む繁殖海域全体で生態を解明したい」と話す。
ザトウクジラ、来遊ピーク 豪快海面ジャンプにツアー客ら歓声 鹿児島・奄美大島 – 産経WEST
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